1 : ウェブページとは?
前の章:はじめに

0 : この章の目的
ウェブページの仕組みについて大まかな理解を得る。
1 : ウェブページの謎
日頃使っているウェブページ。それがどのようにして動いているか分かりますか?
- 投稿した文章はどのようにして表示されているのか?
- メッセージアプリで送った画像はどこにあるのか?
- そもそもウェブページは何をするものなのか?
分からないことは山のようにあると思います。
ですが、ウェブページでやっていることは、簡単に言えば2つあります。
それは、データの表示・保存です。
2 : Facebookの仕組み
Facebookを例にデータの表示と保存を説明していきます。
① : データの表示
ウェブページはデータを表示させています。
ここでは、ウェブページがなにで表示されているのか見てみましょう!
Facebookのトップページは大体このようになっていると思います。

では、実際にこのページを表示させているものを見てみましょう!
Google Chrome を使用している場合は、
上のバーの「View > Developer > ViewSource」を選択してみて下さい。(下の画像を参考にしてみて下さい)

下のようなウィンドウが表示されると思います。

※死ぬほど長いですが、探そうと思えば自分の名前なんかも見つかると思います。
上に出てきた文字や画像・動画の表示をさせているものをHTMLファイルと言います。
② : データの保存
ここまで、ウェブページのデータの表示を簡単に説明しました。
ですがウェブページはデータを表示させているだけではありません。
例えば Facebookの投稿 のように、利用者は自分の情報を発信できるようになっています。ウェブページ作成者のデータの表示だけではウェブページはできていません。
ウェブページはウェブページ作成者(提供者)のデータの表示と利用者のデータの発信という相互の情報のやりとりでできています。
ウェブページ作成者(提供者)のデータは前のHTMLファイルで表示されています。
では、利用者の発信したデータはどのように処理されるのでしょうか?
利用者の発信した情報はどこに行くのか?
Facebookの投稿を例に見てみましょう。


送信されたデータは、ウェブページの機械(サーバー)の中にある情報を保存するExcelの表のようなもの(データベース)に保存されます。


こうやってデータベースに保存された情報が表示されることでFacebookではタイムラインが、Twitterではツイートが表示されています。
※ここで保存されたデータは、更新することも削除することもできます。